当事業所にてリハビリを実施し、活動の範囲が広がった事例を紹介します!

定期的に更新している有明クリニック ホームページのトピックスですが、今回は通所リハビリテーションセンターでのリハビリの取り組みをご紹介します。

現在、おおかわ交流プラザ通所リハビリテーションセンターでは8名のリハビリスタッフ(理学療法士4名、作業療法士3名、言語聴覚士1名)が、勤務しており、ご利用者様が自立した質の高い生活が行えるようにリハビリテーションを実施しています。

 「しっかり歩けるようになりたい!」

 「家のお風呂に一人で入れるようになりたい!」

 「近くのお店まで買い物に行けるようになりたい!」  など

ご利用者様一人ひとりが具体的な目標を持ってリハビリに取り組んでいます。ご利用者様によって、身体状況や生活の環境も異なりますが、リハビリスタッフが一人ひとりにあったリハビリテーションを行っています。

今回は、当施設にてリハビリを実施し、活動の範囲が広がった例を紹介したいと思います。

●〇● ご利用者様Aさんの例(40歳代、男性、要介護3) ●〇●

脳出血を発症され、半身が麻痺の症状を呈されています。脳出血発症後、病院に入院されリハビリを受け、発症から6か月後に当通所リハのご利用を開始されました。

ご利用開始当初は、屋内での生活動作はほとんどご自身でできる状況でしたが、入浴は困難なため、通所サービスにて入浴を実施していました。外出する際は家族の介助・見守りが必要な状態でした。この時のTimed Up and Goテスト(TUGテスト)の記録は31秒59でした。

(※TUGテスト:椅子から立ち上がり、3m先の目印を折り返し、再び椅子に座るまでの時間を計測します。歩行能力やバランス能力を総合的に判断するテストです。所要時間が短いほど転倒リスクが低いといわれています。)

ご利用を開始されてから、リハビリスタッフとの1対1での集中的なリハビリや様々なトレーニングマシンを使った自主訓練を積極的に行い、ご利用開始1か月後にはTUGの記録は22秒00、2か月後には14秒16、3か月後には12秒50と記録が伸びていきました。

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 ※13.5秒を超えると転倒リスクが高いといわれています。

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(↑当施設には様々なトレーニングマシンが設置されており、ご利用者様が積極的に自主訓練に取り組まれています。一人ひとりに合った自主訓練方法をリハビリスタッフから指導させていただいています。)

現在は、ご自宅にてお一人でシャワー浴が可能な状態になりました。運動の耐久性も向上し、一人で外出されるようになっています。最近はバスや電車を乗り継いで、自宅(大川)から久留米等に買い物に行かれたり、自宅から2kmの所にあるお店まで歩いて買い物に行かれたりと、活動範囲が拡大しています。要介護度は要介護3から要支援2と軽快されています。

以上、当事業所にてリハビリを実施し、活動の範囲が広がった事例の紹介でした。

当事業所ではリハビリのみ提供の短時間通所リハビリにも対応しています。個別リハビリの時間以外にも積極的に自主訓練に取り組まれています。みなさんもより自立した生活を目指しませんか?

興味がある方は是非見学に来てみてくださいね!simle.jpg

おおかわ交流プラザ通所リハビリテーションセンター
0944-85-8081